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「虫払い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

虫払いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
け出して、再び裾野へやって来たのには、次のような事情があるのであった。 それは虫払いの夜であった。 紅巾を見ると快川長老は、 「これは纐纈だ」とこう云った。....
無月物語」より 著者:久生十蘭
たい。善世は、ごもっともなお考えであるといい、それで相談がまとまった。 七夕と虫払いがすむと、泰文は急に八坂へ行くといいだした。暑気を避けるより、十四日の盆供....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
盆道作りなど、十五日の先祖の訪問の待受けに力を傾けていたが、同じ序を以て井戸替え虫払い、この日の水で洗うと汚れがよく落ちるといって、女たちは必ず髪を洗った。七夕....