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虫笛
「虫笛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
虫笛の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
波の音、風の音、雨車《あまぐるま》の如きを初めとし、谺《こだま》、碪《きぬた》、
虫笛《むしぶえ》、トヒヨの如き簡単に自然の音響を模したるものも皆それぞれに舞台の....
「春泥」より 著者:久保田万太郎
いのは五人十人隊を組んで押しかけるんだから凄いことも何にもねえ。――こまったのは
虫笛だ。――矢っ張それもはじめに趣向して、どしこと虫屋から仕入の、あっぱれ草の中....