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蚊飛白
「蚊飛白〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蚊飛白の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒百合」より 著者:泉鏡花
姿で歩行いて来たのは、大人しやかな学生風の、年配二十五六の男である。 久留米の
蚊飛白に兵児帯して、少し皺になった紬の黒の紋着を着て、紺足袋を穿いた、鉄色の目立....
「石塀幽霊」より 著者:大阪圭吉
た。 二人の息子は、体格と云い容貌と云いまるで瓜二つで、二人とも同じような白い
蚊飛白の浴衣を着、同じような黒い錦紗の兵児帯を締めている。名前は宏に実、年齢は二....