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蚌
「蚌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蚌の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「青年」より 著者:森鴎外
まない。老いたる処女エルラは、老いたる夫人の階下の部屋へ、檻の獣を連れて来る。鷸
蚌ならぬ三人に争われる、獲ものの青年エルハルトは、夫人に呼び戻されて、この場へ帰....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ラギ、トリガイ(備前、同名あり)、タテガイ(加州)と異名を挙げ、「海中に産す、形
蚌のごとくにして大なり、殻薄くして砕けやすく色黒し、挙げて日に映ずれば微《すこ》....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
官僚とがいがみ合っているからといって、その対立をあまり正直に取ってはならない。鷸
蚌《いつぼう》の争いは漁夫の利ということもないではないが、兄弟|牆《かき》にせめ....