蚕児[語句情報] » 蚕児

「蚕児〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蚕児の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:徳田秋声
ばらく安楽椅子にかかっている先生の面はすっかり変っていた。浅黒かった皮膚の色が、蚕児のような蒼白さをもって、じっと目を瞑っている時は、石像のように気高く見えた。....
迷信解」より 著者:井上円了
のみにて、少しも他人の目に見えぬと申すことじゃ。また近年、信州および上州地方にて蚕児の失せることがある。それは、オサキの飼い主がオサキをつかって盗ましむるのであ....