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「蛇性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蛇性の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
怪譚小説の話」より 著者:田中貢太郎
有数な傑作でもあって、上田秋成が『西湖佳話』の中の『雷峯怪蹟』をそっくり飜案して蛇性の婬にしたのとは甚だしい相違である。 またその叢書の中の『幽怪録』には、岩....
蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
掘らせて、彼の鉄鉢を埋めさし、永劫が間世に出ることを戒めたのであった。 この『蛇性の婬』の話は、上田秋成の『雨月物語』の中でも最も傑出したものとせられているが....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
思われる。 秋成の「雨月物語」は、ぼくの少年時の愛読書の一つだが、あの中でも「蛇性の婬」「菊花の約」「白峯」の三篇がわけてすぐれている。 こんどの旅行後、も....