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「蛇毒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蛇毒の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
『正法念処経』に〈熱水海毒蛇多し、毒蛇気の故に海水をして熱せしめ一衆生あるなし、蛇毒を以《もちい》る故に衆生皆死す〉と見ゆる、海蛇はいずれも毒牙を持つからの言《....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ィート、止期《やみご》なしに種々異様に身を曲げ変る。それを訛ったものか、昔人この蛇毒を以て他動物を殺さんとする時、口に尾を銜《ふく》みて、箍《たが》状《なり》に....
十二支考」より 著者:南方熊楠
蛇に食い付かれたる時は、ボトロ(蕨の茎葉)にて傷口を撫でながら右の歌を唱うれば、蛇毒消散して害をなさずと。まだら虫とは蛇の事、山だち姫とは、ボトロの事なりという....
火薬船」より 著者:海野十三
んでも……」 といっているうちに、どうしたわけか、ハルクは、急にあわてだした。蛇毒は廻る 「船長、ま、まってくだせえ」 ハルクは、くるしそうにあえぎながら、....