蛇紋岩[語句情報] » 蛇紋岩

「蛇紋岩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蛇紋岩の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
梓川の上流」より 著者:小島烏水
流るるか、静かなときは水が玻璃《はり》に結晶したかの如く、動けるときや、流紋岩、蛇紋岩が鍋で煮られて、クタクタの液汁に溶かされたようで、石を噛んで泡立つとき、玉....
風野又三郎」より 著者:宮沢賢治
を通ったのは丁度あけがただった。その時僕は、あの高洞山《たかぼらやま》のまっ黒な蛇紋岩《じゃもんがん》に、一つかみの雲を叩《たた》きつけて行ったんだ。そしてその....
シグナルとシグナレス」より 著者:宮沢賢治
砂利《じゃり》に 湯《ゆ》げを吐《は》き、 火花を闇《やみ》に まきながら、蛇紋岩《サアペンテイン》の 崖《がけ》に来て、 やっと東が 燃《も》えだした....
種山ヶ原」より 著者:宮沢賢治
種山ヶ原《たねやまがはら》というのは北上山地《きたかみさんち》のまん中の高原で、青黒いつるつるの蛇紋岩《じゃもんがん》や、硬《かた》い橄欖岩《かんらんがん》からできています。 ....