蛇苺[語句情報] » 蛇苺

「蛇苺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蛇苺の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
百姓が苦むという種々な雑草の話が出た。水沢瀉、えご、夜這蔓、山牛蒡、つる草、蓬、蛇苺、あけびの蔓、がくもんじ(天王草)その他田の草取る時の邪魔ものは、私なぞの記....
あいびき」より 著者:堀辰雄
れは薔薇じゃありませんわ」少女の声はまだいくらか少年よりも落着いている。「あれは蛇苺《へびいちご》よ。あなたは花さえ見れば何でも薔薇だと思う人ね……」 「そうか....