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蛸坊主
「蛸坊主〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蛸坊主の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蛸の如きもの」より 著者:豊島与志雄
声も宙に消えて、ただ、饒舌ってる人のゼスチュアーだけがあとに残る。それはやはり、
蛸坊主の秘密会合に似ている。
蛸坊主の会合だから、さすがに腕もあり足もある。だ....
「行雲流水」より 著者:坂口安吾
云うばッかりで思慮がないから、ロクな子供が育たない」 「へえ、悪うござんしたね。
蛸坊主め、気どっていやがら。だけど、和尚さん、八卦かなんか立てゝ下さいな。あの野....