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「蜀錦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蜀錦の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
文づかい」より 著者:森鴎外
る指いとなきまで並べたるが、乳のごとく白き、琉璃のごとく碧き、さては五色まばゆき蜀錦のいろなるなど、蔭になりたる壁より浮きいでて美わし。されどこの宮居に慣れたる....
三国志」より 著者:吉川英治
そして、 「酒を与えよ」と、酒肴を出して慰め、さらに、 「これはわが成都で産する蜀錦の戦袍である。お前たちにも似合うであろう。この恩衣を纏うて、常に王化の徳を忘....