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蜀魂
「蜀魂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蜀魂の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
――これやア尤《もっとも》だ。そこで釣寄《つりよ》せて置いて……ほんありがた山の
蜀魂《ほととぎす》、一声漏らそうとは嬉《うれ》しいぞえ嬉しいぞえ」 と妙な身振....
「日和下駄」より 著者:永井荷風
空にも鳶《とんび》ヒョロヒョロの声|稀《まれ》に、雨あがりのふけた夜に月は出ても
蜀魂《ほととぎす》はもう啼《な》かなくなった。初鰹の味《あじわい》とてもまた汽車....