蝦夷錦[語句情報] »
蝦夷錦
「蝦夷錦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蝦夷錦の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
の経綸をも争わんずる心地して、おのずから安からず覚ゆるなりけり。 水色の眼鏡は
蝦夷錦の信玄袋より瓶詰の菓子を取り出し 「もらい物ですが、毅一さんと道ちゃんに。....
「朱絃舎浜子」より 著者:長谷川時雨
しょう》の物成高《うりあげだか》五百円位、きわめて景気よしともある。 なんと、
蝦夷錦《えぞにしき》のように、さまざまな色彩の錯合ではないか――それらの人々の頭....
「猪鹿蝶」より 著者:久生十蘭
なしっとりした青味《あおみ》の谷をつくって、いうにいえないいい味わい……帯はね、
蝦夷錦の金銀を抜いて、ブツブツの荒地にしたあとへ、モガルの色糸で、一重蔓小牡丹の....