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蝶之
「蝶之〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蝶之の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
の社の境内に、一つ寄席があった。維新後は薩摩ッ原に移って春日亭といった。あそこで
蝶之助という独楽まわしを感心して見たことがあった。義太夫は飯倉の土器坂へ一度聞き....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
ヘラヘラ万橘、金潮、新潮の落語、手品が、西洋手品天下一品の帰天斎正一に女テジナの
蝶之助、水芸の中村一徳、鶴枝の生人形、そこへ新内が銀朝ときてます。ほかに女清元の....
「初看板」より 著者:正岡容
晩のこと、この阿部川町から吉原の寄席へ掛け持ちに行こうとすると、自分の前を手品の
蝶之助がイボ打《うち》という太鼓を叩く男を連れて高声で私の噂をしながら行く。これ....