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血流
「血流〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
血流の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
帝十二年十月|碩田国《おおきたのくに》に幸《みゆき》し稲葉河上に土蜘蛛を誅せしに
血流れて踝《つぶなき》に至るそこを血田というとあるのも土が赤かったからの解説《い....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
く衣帯のごとし、※繞《えいじょう》数|匝《そう》、遽《にわか》にこれを解かしむ、
血流数升、白これを異《あやし》み、ついに紙帖中に封じ、衣箱内に蔵《かく》す、一日....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
己の生存を遂げて行くところのこの大切な生命の流れは、その原動力なる心の流れと呼吸
血流の遅速によって非常の影響を受けるのです。 人間の生命の流れを、水の流れに譬....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
々たる一僻地にすぎないが、やはり古い名族だけのものはあって、他州に分布されていた
血流がたまたまこんどのよろこびを機会に集まったのを見ると、 「さすがは源氏の嫡系....