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血粉
「血粉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
血粉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
る。 「鍵にはないけども、」そう云って、検事は扉の前方の床に、わずか飛散している
血粉を指摘した。「して見ると、始末の不完全な手で、犯人はよほど複雑な動作をしたと....
「後光殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
依って久八を誘き出してから、今度もまた向う岸で、線香花火を使ったのだよ。前以って
血粉を混ぜたのを一本作って置いて、それに点火したのだが、
血粉が溶けるので松葉火が....