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衆星
「衆星〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
衆星の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
れがためであるといった。 抽斎はかつていった。「為政以徳、譬如北辰、居其所、而
衆星共之」というのは、独君道を然りとなすのみではない。人は皆|奈何したら
衆星が己....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ね》に推称された博識だった。この先生予|輩《ら》に『論語』に北辰のその処に居りて
衆星これに向うがごとしとあるを講ずるついでに、孔子の時は北辰が天の真中にあったか....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
の明星であり、四方の学徒その学風を望んでみな先生を宗とし、あたかも北辰其所に居て
衆星これに共《むか》うが如くに、その教えに浴したものである。 二十五歳の時代か....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
琴としては区々世評の如きは褒貶共に超越して顧みないでも、たとえば北辰その所にいて
衆星これを繞るが如くであるべきである。それにもかかわらず、とかくに自己を挙げて京....