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行意
「行意〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
行意の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「錯覚自我説」より 著者:辻潤
方針方向なるもののない生命であった。 人間の意志にはふた通りある。生命意志と実
行意志とである。前者は生活力であり、生物意志であり、植物や鉱物さえこれを持ってい....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
蔵君、杉村|虎一《とらかず》君、城数馬《じょうかずま》君等が発表した「法典実施断
行意見」と題するものの論旨および文字は、一層激烈であった。この意見書も延期意見書....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
・イデオロギーは早くも大衆的な反感を呼び起こしたのだ。
この反ファッショ的潜
行意識は決して二・二六事件やその後始末に及んで姿を現わし始めたものではないのは勿....
「学生と教養」より 著者:倉田百三
一をとげ、不落の根拠を築きあげようと企図するものであり、そこには抑制せられたる実
行意志が黙せる雷の如くに被覆されているのである。 倫理学を迂遠であり、机上の空....
「青春の息の痕」より 著者:倉田百三
、すぐに欠点が目に見えて来ます。その点からいっても、ものの真実に触れるためには実
行意識にならねばならぬと思います。紅茶を飲みながらのフランシスのうわさが容易なの....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
。 ○九月、川上音二郎はボートに乗込み、南洋探検を企つると称して漕ぎ出でしが、航
行意の如くならず、伊勢の海岸に上陸す。 ○去年以来の子供芝居いよいよ繁昌す。 ○....