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行掛け
「行掛け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
行掛けの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
、ぱッぱッと煙を吹いて、==山を川にしょう、山を川にしょう==と同音に唄い行く。
行掛けて淀み、行途を望む。 鯉七 待て、見馴れぬものが、何やら田の畝を伝うて来る....
「つゆのあとさき」より 著者:永井荷風
たが、電話さえかかって来ないので、矢田は形勢を察し、十日ほど前君江がカッフェーの
行掛けに自分を連れて行った三番町の千代田家の事を思合せて、万一まぐれ当りにさがし....