»
行立
「行立〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
行立の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
邸を退きますと、もう隅々まで家中が明くなる。明さんも思い直して、またここを出て旅
行立ちをなさいます。 早や今でも沙汰をする、この邸の不思議な事が、界隈へ拡がり....
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
なり、留守居をしながら家内を種々世話をしてやりましたが、借金もある家ですから漸々
行立たなくなって、居候どころじゃアごぜえませんから、出てくれろと云われるのは道理....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
ますが、詮方なしに身過|世渡、下の福田屋龍藏親分さんの処で抱えもすると云うので、
行立たぬから、今では小峰と云って芸妓になって居ります」 由「お嬢様が……だからね....
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
《いちぶ》で」
賤「はい」
甚「一分や二分じゃア借りたって私《わっち》の身の
行立《ゆきた》つ訳は有りませんねえ、借金だらけだから些と眼鼻《めはな》を付けて私....
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
死んでも浮ばれませんよ」 友「詰らない事を云うぜ、お前ほんとうに死なゝけりゃア
行立《ゆきた》たないかえ」 村「あゝ私ゃ本当に死のうと思い詰めたから云いますが....
「文七元結」より 著者:三遊亭円朝
見てはいられませんが、漸々《だん/\》借財が出来まして、何《ど》うしても此の暮が
行立《ゆきた》たず、夫婦別れを為《し》ようか、世帯をしまおうかというのを、傍《そ....
「松と藤芸妓の替紋」より 著者:三遊亭円朝
処に斯うやって帳面を持って貰って歩いて、金も集りましたが、是では何うも親子三人|
行立たないので……世帯を持たして何んな商法でもさせたいと思ってもお母さんが目が悪....
「頸飾り」より 著者:辻潤
雑作に答えた。 それから二人はおよそ巴里中にある、ありとあらゆる宝玉屋の店頭に
行立った。失なした飾りに類似の品を求めて歩いた。身体は綿の如く疲れきって、胸はい....
「あらくれ」より 著者:徳田秋声
まが仰《おっし》ゃって下さいます」
お島はそう言って、この商売をはじめた自分の
行立《ゆきたて》を話して、衆《みんな》を面白がらせながら、二時間も話しこんでいた....
「三人の相馬大作」より 著者:直木三十五
で、真逆、動かされてはいまい。わしを召捕って、訊問するとなれば、南北両奉行寺社奉
行立会いの上であろうが、その面前でわしのしたことを、包みなく披露してやろう。さす....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ている。
鍵は御鍵奉行が預かり、内部にはまたそれぞれの分担があって、いちいち奉
行立会の上でなければ開閉ができないことになっているはずです。
そこを、どうして....