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表具師
「表具師〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
表具師の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「食魔」より 著者:岡本かの子
夫人たちのための点茶や懐石のよき相談相手だった。拓本職人は石刷りを法帖に仕立てる
表具師のようなこともやれば、石刷りを版木に模刻して印刷をする彫版師のような仕事も....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
ういうことか。それは魚専門や鳥専門の学者の「専門」ということとは別だろう。畳屋や
表具師の専門とは別だろう。ましておはこや十八番というものでもあるまい。云って見れ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の「筆のすさび」という書物を見ると、こんなことが見出されました―― 「備前岡山
表具師幸吉といふもの、一鳩をとらへて其身の軽重、羽翼の長短を計り、我身の重さをか....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
陰陽師も、神子もあります。種々雑多の職人、例えば筆結・墨師・弓矢師・絃師・襖師・
表具師・土器師・焼物師・笠縫・簑作・石切屋・左官・櫛挽・蝋燭屋なども、みな穢多の....