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「表山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

表山の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
ころ見せつけらても、鳴っちゃいけねえぜ」 ぐるりと築地塀《ついじべい》を回って表山門からはいってみると、門には額がない。まさしく寺格は一真寺よりも下てあるはず....
一九二五年より一九二七年一月まで」より 著者:宮本百合子
を悲しく、いぶかしく感じるであろうと。 二十八日、ひどく暖い。そとに出て見る、表山、山、杉木立、明るい錆金色の枯草山、そこに小さい紅い葉をつけたはじの木、裏山....
水と骨」より 著者:佐藤垢石
標高の山に積もった雪ならば、裏日本に面した土地が早く解ける。これは冬とは反対に、表山の方が初夏の頃には、東南の冷たい風を受けやすく、裏川は風陰になって気温が高い....