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「表衣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

表衣の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
あいびき」より 著者:ツルゲーネフイワン
呼吸をするたびに縞《しま》のペチコートの上をしずかにころがッていた。清らかな白の表衣をしとやかに着なして、咽喉《のど》元と手頸のあたりでボタンをかけ、大粒な黄ろ....
つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
ろかわ》張りに錠前《じょうまえ》角当ての金具が光って、定紋のあったとおぼしき皮の表衣《おもて》はけずってあるが、まず千石どころのお家重代のものであろう。女はこれ....