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衰ふ
「衰ふ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
衰ふの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「姉川合戦」より 著者:菊池寛
山より信長の本陣龍ヶ鼻まで道程五十町あり。直に押しかゝりては人馬ともに力疲れて気
衰ふべければ、明暁野村三田村へ陣替ありて一息つぎ、二十八日の晨朝に信長の本陣へ不....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
、並々の人ならましかば、老いたる父母の貧しうくらすを看過しがたしとて志も挫け気の
衰ふるにつけ、我に便よき説をも案じ出して、かかる折なほ独善の道を守らば弥々道に背....