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衰死
「衰死〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
衰死の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
よいよ他殺でもなく、自殺でもなく、過失でもない……とすればあとには「病死」と「老
衰死」とが残る。しかしこれを問題にするのはあとで読者をあっと云わせる探偵小説か何....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
《かけね》して国勢調査すと伝えたのだ。 牡猴が一たび自涜を知れば不断これを行い
衰死に及ぶは多く人の知るところで、一八八六年板ドシャンプルの『医学百科辞彙』二編....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
で両肩なし、たまたま人に逢わば乞いてその家に伴れ行き、夜の友となりて六月内に彼を
衰死せしむと信ず(エントホウエンの『グジャラット民俗記』一〇七および一五二頁)、....
「染吉の朱盆」より 著者:国枝史郎
が、面妖だっていうのかい?」 「それからどうして染吉が、燈心の火が消えるように、
衰死したかが不思議だというのさ」 「恋病だあね、それで死んだのさ」 「そうチョロ....