» 袂を絞

「袂を絞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

袂を絞の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
南地心中」より 著者:泉鏡花
な打紐と見えた。 その尖は水に潜って、亀の子は、ばくりと紐を噛む、ト袖口を軽く袂を絞った、小腕白く雪を伸べた。が、重量がかかるか、引く手に幽に脈を打つ。その二....
夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
間で豪い騒ぎをした。…… 自殺か、怪我か、変死かと、果敢ない事に、寄ると触ると、袂を絞って言い交わすぞ! あとを隠すにも、死ぬのにも、何の理由もない男じゃに、貴....
神楽坂」より 著者:矢田津世子
さんがお内儀さんになればいいじゃないの」 こう云ってお初は耳根を真っ赤にして、袂を絞りながら二階へ駆け上っていく。 「まあ、何んてことをいうの。この娘は……」....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
あ。梅もこれでおしまいだな」 毎朝目を娯ませてくれた門口の紅梅を見あげながら、袂を絞って呟く。 武蔵であった。 もうこの木賃へは二十日の上も泊っているので....