袖を絞る[語句情報] » 袖を絞る

「袖を絞る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
になって、繊細な感情に富んでおいでになり、涙もろい癖の宮は、他人のことながらも、袖を絞るほどの涙をお流しになって、熱心な受け答えをあそばされるのであった。天もま....
源氏物語」より 著者:紫式部
霧の所せきまで濡るる袖かな この歌を心にもなく薫が口に出したのを聞いていて尼は袖を絞るほどにも涙で濡らしていた。若い侍従は奇怪な現象である、うれしいはずの晴れ....