袖無し羽織[語句情報] » 袖無し羽織

「袖無し羽織〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

袖無し羽織の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
発を楽しみにする三人が久しぶりの炬燵話に集まった。そこへ半蔵の父吉左衛門も茶色な袖無し羽織などを重ねながらちょっと挨拶に来て、水戸浪士のうわさを始める。 「中津....
人狼」より 著者:岡本綺堂
これ、履物を出してくれ。 お妙 はい。 (お妙は奥に入る。おいよは押入れをあけて袖無し羽織を取出し、弥三郎に着せる。お妙は藁草履を持ち来りて踏み段に直せば、弥三....