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袖笠
「袖笠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
袖笠の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
降る中ならず、かかる処にこそ、影向して、露にな濡れそ、夜風に堪えよ、と母子の上に
袖笠して、遠音に観世ものの囃子の声を打聞かせたまうらんよ。 健在なれ、御身等、....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
《こはく》の玉を鳴らし行く 狩衣《かりぎぬ》の袖の裏|這《は》ふ螢《ほたる》かな
袖笠に毛虫をしのぶ古御達《ふるごたち》 名月や秋月どのゝ艤《ふなよそひ》 蕪....