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「裂織〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

裂織の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
でも衣川のものが形の立派さでは第一であります。鼻緒は好んで馬の毛を組みます。 「裂織」といって、古衣を裂いて織り込む厚い布があります。廃れ物のよい利用で、見違え....
「京都の朝市」より 著者:柳宗悦
いう方が、更に至当なのかも知れぬ。 併し、こんな着物ばかりではない。私は沢山の裂織（一名「ぼろ織」とも云われるもの）や、屑糸織（一名「やたら縞」と呼ばれるもの....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
したのだそうである。それからまた男に着せるシボハッピ、薩摩の下甑島でニンブという裂織なども、材料はいずれも粗末なものであったが、色の取合せや織り上りの美しさに、....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
また一つであったが、その負い方だけは改良した連雀も同じで、竹籠の左右に幅のひろい裂織の紐をむすびつけ、それへ両手を通して掛けはずしを自由にしたものであった。この....