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「装具〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

装具の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
陣中日誌(遺稿)」より 著者:山中貞雄
の駅が襲撃を受けて数名の戦傷者を出して居る。皆弾薬を腰からはなしてはいけない。(装具をとッてはいけない)銃を側へ置く事。いいか若し襲撃を受けても命令がある迄出て....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
両眼に涙を一ぱい溜めて、赤心こめて渡された紀念の懐剣――それは刀身といい、又装具といい、まことに申分のない、立派なものでございましたが、しかし私に取りまして....
二都物語」より 著者:佐々木直次郎
という噂の一人きりの間借人にしても、階下に事務所を持っているという話の魯鈍な馬車装具製作人にしても、いつでもほとんど音も立てなければ姿も見せなかった。時としては....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
もなく大いにこういう原因によるものである。あらゆる農民は、兵士として必要な武器や装具を所有していることを立証しなければ、結婚の許可を得ることが出来ないという法律....
誤った鑑定」より 著者:小酒井不木
ました」 予審判事の一行は、家人を一々訊問し、家の隅々を捜索した結果、牛小舎の装具置場の高い棚に、パリス・グリーンの入ったボール箱を見つけた。その箱は破りあけ....
おりき」より 著者:三好十郎
り大きくないリュックサックにピッケルと言った、無造作な、だがしっかりした山歩きの装具。 草場のはずれの所まで来て、ピッケルを立て、カーキ色の散歩帽を脱いで、白....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
フィストフェレス やあ。奴共があそこに来ました。 御覧の通、年配も区々で、 被服装具もそれぞれ違います。 だが存外御用に立つでしょう。 (見物に。) 当節は....