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「装置〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

装置の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
ば大丈夫間にあうものと思われた。 はたして四カ月めには、各国各地いずれにも受影装置が働きだした。全世界の目は、渋谷博士の運転するロケットの上に集まっていた。 ....
生きている腸」より 著者:海野十三
る腸《はらわた》! ああなんという素晴らしい実験だ!」 彼はつぎつぎに新らしい装置を準備しては古い装置をとりのけた。 実験第八日目には、ガラス管の中のガスは....
水害雑録」より 著者:伊藤左千夫
、馬鹿馬鹿しきまで実務に不忠実な事を呆れるのである。 大洪水は別として、排水の装置が実際に適しておるならば、一日や二日の雨の為に、この町中へ水を湛うるような事....
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
は明瞭度を加えるだろうと思う」 重力平衡圏 われらの居住区は、完全な防音装置が施されており、また換気装置は理想的なもので、充分軟くされた人工空気が送り込....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
作られてあったが、また同時に戦闘もできる。その外、万一の場合も考えて、特殊な離脱装置も考えてある、なかなかすぐれたロケット機だ。 彗星号の形は、胴の両側に翼が....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
ゆくのだった。それが出来上ると、甲板上の大きな室ができたり、そのほかこまごました装置が取付けられたりして、飛行島の内臓や手足ができてゆく。その後で、さらに飾りつ....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
構なことでございます。しかしそれなら尚更私の申上げる事がよくお判りの筈で、神社の装置もラジオとやらの装置も、理窟は大体似たものかも知れぬ……。 まあ大へんつま....
活動写真」より 著者:淡島寒月
ないが、しかし日本物に較べたら、さすがに一進歩を示している。日本物もこういう舞台装置の点についても一考をわずらわしたいものである。しかしこういう事は、趣味性の発....
初雪」より 著者:秋田滋
ども、良人はそれを自分の妻が月が欲しいと云っているぐらいに聞き流していた。そんな装置を片田舎のパルヴィールに据えつけることは、彼には、魔法の石を見つけだすぐらい....
映画の普及力とは」より 著者:伊丹万作
。 何年かまえ松竹座を除いてはまだ京都中の映画館にも映画会社にもトーキーの再生装置がなかつたとき、本願寺の大谷さんのおやしきの一隅にはちやんとトーキーの映写室....
瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
のごとき、もしも政府において五十万|弗を支出せんには三|隻の船を造りこれに水雷を装置して敵に当るべし、西国大名のごときこれを粉韲を以て三隻の水雷船を造り、以て敵....
妖怪学」より 著者:井上円了
むるときとの種々の仕方あるも、その実、ほかの場所に存在せる妖怪の霊を呼びて、その装置の場所に招くの意をあらわすものなり。余、先年、豆州にありて聞くところによるに....
妖怪玄談」より 著者:井上円了
まちまちにして、一定の規則なきは明らかなり。竹の寸法、縄の巻き方、飯蓋、風呂敷の装置等は、必ずしも前述の法式によらざるも、適宜に執り行ってしかるべし。また、これ....
西航日録」より 著者:井上円了
形の屈曲起伏せるがごとき変化を有せざるとに帰す。しかしてこの欠点を補うに、人工的装置をもってす。例えば海上に桟道を設け、丘上に鉄路を架し、遊歩場、遊覧所等、実に....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
十銭)を得という。採収地よりただちにコーヒーを水に流し、水力にて製造場に輸送する装置あり。この一村落のコーヒー百八十二万八千株ありて、小作人一戸につき平均五千株....