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装飾音
「装飾音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
装飾音の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
「化物どころか、勿論人間でもない。それが、鐘鳴器の鍵盤なんだよ」法水はチカッと
装飾音を聴かせて、そこでも二人の意表外に出た。「ところで、これは一つの錯視現象な....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
守歌でも聴かせて、ぐっすり眠らせておこうと思うのです」 子守歌は不可思議極まる
装飾音の中で跳ね廻り、随所で奔放自在な転調《モジュレエション》を行ないながらよう....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
備をする……すると見よ! アナペスチック(短々長音格)の音律。舞踏。初めは小さな
装飾音とグルペッティ(短連符)とを持った田舎ふうの優雅さで、やさしく静かである。....