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裏千家
「裏千家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
裏千家の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
すでにもう足なぞをこまかく震わせて、うしろにまつわりついているのです。 「茶にも
裏千家というものがあるんだ。おいらも裏右門流で出かけるかね。声を出すなよ。いいか....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
置いて来たお粂を思い出させる年ごろで、以前の本所相生町の小娘時代に比べると、今は
裏千家として名高い茶の師匠|松雨庵の内弟子に住み込んでいるという変わり方だ。平素....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
からも親しく交際を求め、私の内へよく来た。茶道の千家は利休以来裏表があるが、この
裏千家も私方へ出入をした。この千家の玄々斎宗室と呼ぶのが藩士の名義になって二百石....
「影のない犯人」より 著者:坂口安吾
自分の威風にみちた雇われマスター振りが目から放れない。 玄斎は神蔭流のほかに、
裏千家流や梅若流などにも多少の素養を有し、どういうわけだか小さい時から身ナリとい....