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裳階
「裳階〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
裳階の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真珠塔の秘密」より 著者:甲賀三郎
た所では塔の高さは約三尺|彼の大和薬師寺の東塔を模したと云われ、三重であるが所謂
裳階を有するので、一寸見ると六階に見える。各階|尽く見事な真珠よりなり、殊に正面....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
柱の下部に至るほど薄く鈍くはげて行くのである。そうしてこれらの色彩の最下層には、
裳階の板屋根の灰色と、その下に微妙な濃淡を示す櫺子の薄褐灰色と、それを極度に明快....