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裴
「裴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
裴の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幻談」より 著者:幸田露伴
がない人でしたが、釣にかけては小児《こども》同様、自分で以て釣竿を得ようと思って
裴氏《はいし》という人の林に這入《はい》り込んで良い竹を探した詩がありまする。一....
「岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
晋祠などに遊んだ。 やがて去って斉魯へ行き、任城という所へ家を持った。孔巣父、
裴政、張叔明、陶※、韓準というような人と、徂徠山に集って酒を飲み、竹渓の六逸と自....
「日本上古の硬外交」より 著者:国枝史郎
交中での硬外交の代表的のものと申上ぐべきであろう。 小野妹子の帰朝に際し煬帝は
裴世清という家臣を随行させ煬帝よりの国書を奉呈せしめた。その文章の中に「皇帝倭皇....
「三国志」より 著者:吉川英治
ある。百人ばかりの手下をつれた山賊の大将が、馬上から、 「おれは黄巾の残党、大方
裴元紹というものだ。この山中を無事に越えたいと思うなら、その赤兎馬をくれてゆけ」....
「三国志」より 著者:吉川英治
た者であるが、一日、城門へ立った一使者が、 「それがしは夏侯楙|※馬の一将にて、
裴緒と申す者であるが、火急の事あって、お使いに参ったり、早々太守に告げ給え」と、....