裸山[語句情報] »
裸山
「裸山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
裸山の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「富士」より 著者:岡本かの子
冷たいままで勝手におれ、年がら年中冷たい雪を冠っておるのがいいのさ。草木も懐かぬ
裸山でおれ。凍るものから、餌食を見出して来やがれ」 ぺっぺっぺっと唾を三度、庭....
「三国志」より 著者:吉川英治
乗って、急激な前進をつづけ、彼方の山まで来ておると、偵察の者の報告だ。思うにあの
裸山は地の利を得ていない。反対にわが四冢の陣地は、堅固無双、ここは手薄でも守り得....