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襟留
「襟留〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
襟留の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
わないような人である。その胸にはネキタイが面白く結ばれて、どうかすると見慣れない
襟留なぞが光ることがある。それを見ると、私は子供のように噴飯したくなる。 白い....
「爛」より 著者:徳田秋声
り纏めようとした品物は、大抵お今には不満足であった。お今はお増の鏡台や、櫛笄だの
襟留だの、紙入れなどのこまこました持物に心が残った。 「私が新しく買ったら、それ....
「クリスマス・カロル」より 著者:ディケンズチャールズ
の物ではなかった。印刻が一つ二つ、鉛筆入れが一個、袖口ボタンが一組、それに安物の
襟留めと、これだけであった。品物はジョー爺さんの手で一々検められ、値踏みされた。....