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西南の役
「西南の役〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
西南の役の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「田原坂合戦」より 著者:菊池寛
ったので、幸い間諜の疑いは晴らされたが、その代り人夫として酷使される事になった。
西南の役始終を通じて、官薩両軍ともに、戦闘員の外に、非常に多くの人夫を使役した。....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
、政府部内の権力はふたたび一致を欠き、ついに種々の政弊を世人に認めしむるに至る。
西南の役に当たり兵馬|倥偬の際に、矯激の建白書を捧げ、平和の手段をもって暗に薩州....
「マクシム・ゴーリキイの伝記」より 著者:宮本百合子
小僧となり、ニージニの定期市での芝居小屋で、馬の脚的俳優となったりした。日本では
西南の役があった次の年、一八七八年(十歳)からの五、六年は少年ゴーリキイにとって....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
と、二葉亭自身の口から聞いた。 二葉亭の伯父で今なお名古屋に健在する後藤老人は
西南の役に招集されて、後に内相として辣腕を揮った大浦兼武(当時軍曹)の配下となっ....
「福沢諭吉」より 著者:高山毅
せたり、身のうえのこまかいめんどうもみてやったのでした。そうして宋太郎は、のちに
西南の役で西郷隆盛の部下となり、城山で死んだのですが、朝吹は慶応義塾をさかんにす....