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西南西
「西南西〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
西南西の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「軍用鮫」より 著者:海野十三
ときやおら顔をあげて、「猛印といえば、北京の南西二五〇〇キロメートル、また南京の
西南西二〇〇〇キロメートル、雲南省の遍都で、インド王国に間近いところではないか。....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
きめたが、まず少数機侵入のときはこれで十分だと思う。十五日の暁方の空襲のときは、
西南西の林越しにちらちらと火が見えた。てっきり焼夷弾が落ちて、こっちに横流れに流....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
天ナレド雲アリ。空中二相当爆音ヲキクモ、飛行機ノ種別、台数ハ不明ナリ。彼ノ針路ハ
西南西微西!……」
西南西微西といえば、ほとんど真西にちかい。わが日本艦隊がこ....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
士官の眼にも、はっきりわかった。 艦は今、鯨のような体を半ば波間に現し、針路を
西南西にとって、全速力で航行中だった。舳を咬む波が、白い歯をむきだしたまま、艦橋....
「空襲警報」より 著者:海野十三
鮪船第一|大徳丸ハ有力ナルS国軍用機ノ大編隊ヲ発見ス、高度約二千メートル、進路ハ
西南西。超重爆撃機九機ヨリナル爆撃編隊七隊ナリ。以上」 超重爆六十三機の一大爆....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
予期のごとく、あざやかな通路が群氷のうちに現われたので、ようやくに氷錨を解いて、
西南西の方向に約十二マイルほど進むことが出来たが、またもや一大浮氷に妨げられて、....