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西国船
「西国船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南地心中」より 著者:泉鏡花
やかに舞うたりけり……」 声を張った、扇拍子、畳を軽く拍ちながら、「筑紫下りの
西国船、艫に八|挺、舳に八挺、十六挺の櫓櫂を立てて……」 「やんややんや。ああ惜....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ない。 こんな朝を、からくも漂い着いていた船もある。 大きいのはいずれ四国か
西国船であろう。いまやこのへんは都の食糧輸送路として活溌な役をはたしていた。嘘み....