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西島
「西島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
西島の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「島原の乱」より 著者:菊池寛
|上島の北端との間に、大矢野島、千束島などの島が有って、不知火有明の海を隔てて、
西島原半島に相対して居るのである。 天正十五年、豊臣秀吉が薩摩の島津義久を征し....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
狗 白頭(シテ)前田利鬯 (シテツレ)石蔵利吉、石蔵利三郎、加野宗三郎 (ワキ)
西島一平 (大鼓)清水嘉平 (小鼓)栗原伊平 (太鼓)国吉静衛 (笛)杉野助三郎....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
)。ピンカートンの『海陸紀行全集』一に収めたマーチンの『蘇格蘭《スコットランド》
西島記』に、ロナ島へどこからとも知れず鼠群れ来って島中の穀を食い尽した上、泣き面....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
るちょうめんや》の友達のうちから帰って来て、あたしが話したつづきからだった。 「
西島屋のならびをずっとくれるといったのだが、おら不快《いや》だからな。」 「お父....
「深見夫人の死」より 著者:岡本綺堂
は確かめられた。 その新聞記事があらわれてから半月あまりの後に、わたしは某所で
西島君に逢った。彼は若いときから某物産会社の門司支店や大連支店に勤めていて、震災....
「層雲峡より大雪山へ」より 著者:大町桂月
かつ余に関する新聞の虚報に慣れておれば、姉ほどには驚かずこの頃相知りたる北竜村の
西島清太氏も驚き、わざわざ札幌に出でて、卜者に見てもらいしに、安全なりとの報を得....
「東西相触れて」より 著者:新渡戸稲造
て印度に渡り、遂に比律賓群島を占領し、この群島を東の島と名づけた。されば比律賓は
西島とも呼ばれ東島とも称された。かくては「東は東、西は西、両者永遠に相逢うことな....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
に煙草入や財布のような小ものであります。 甲州にはまた紙漉場もあって、南巨摩郡
西島村や西八代郡|市川大門などに、今も仕事が見られます。 それらの紙よりも産額....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
帰ったのは、まったくは、昨夜うちだった。 が、彼はそのまま船手を督して中ノ島、
西島、知夫里などの浦々をめぐり、島前各地の浜番所の勢子へ、 「異状はないか」 ....
「あの世の入口」より 著者:知里真志保
達会社の有志で次の人々であった。 ――山田秀三、国分恒次、水落昭夫、吉田靖彦、
西島治、柏木恵一、金子勇、鈴木昭英、板谷柳太郎、江藤健次、加藤定子。 雑草を全....