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西華門院
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
この良人を待っている妻は、まだ初々しいほどうら若い。――つい、おととし頃までは、
西華門院(後宇多ノ後宮)の内で小右京ノ局とよばれていた小女房だった。 門のあた....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
る。むかし名を、仰っしゃられては」 「また、お内儀もそのかみは、後宇多院のみ后、
西華門院のお内で、雑仕の卯木と仰せありし小女房でおわしたの」 「……はい。もうお....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ならぬ」 「ま、なぜでございますの」 「そちも聞いているはず。幼少から仕えている
西華門院のお内を、情夫ゆえに逃げ退いて、女院のお名にまでご迷惑をかけたみだら女」....