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要港
「要港〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
要港の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
後十時、北海道、根室湾を、占領した。聯隊は、更に、津軽海峡を征服し、青森県|大湊
要港を占拠せんものと、機会を窺っている模様である」 (ああ、内地までも、敵機の蹂....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
童は、本《もと》かようの水蛇から生じた迷信だろうという意を述べ置いたところ、旅順
要港部司令官黒井将軍より来示に、自分は両国の橋の上に御大名が御一人|臥《のさ》っ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
あれば、わが内地の七月ごろの気候なり。船檣の湾内に林立せるありさまは、東洋第一の
要港たるの名に背かず。海上より岸頭を望むに、四階、五階の洋館櫛比せるが、焼余の廃....