覆ふ[語句情報] »
覆ふ
「覆ふ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
覆ふの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
があるのであろう。試みに同じ作者が藤原鎌足の妻になる時鎌足に贈った歌、「玉くしげ
覆ふを安み明けて行かば君が名はあれど吾が名し惜しも」(巻二・九三)の方は稍気軽に....
「平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
風にやぶれ、金の柱、霜雪に朽て既に頽廃空虚の叢となるべきを、四面新たに囲みて甍を
覆ふて風雨を凌ぐ、暫時千歳の記念とはなれり。 五月雨のふり残してや光堂」 私た....