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見尽す
「見尽す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
見尽すの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「予言」より 著者:久生十蘭
州種の娘がいいようすでハープを奏いている。眼を落す前に、自分の過去を一瞬のうちに
見尽すというが、すると、おれはやはり死ぬんだなと、ぼんやりそんなことを考えている....
「旅の旅の旅」より 著者:正岡子規
汽笛一声京城を後にして五十三亭一日に
見尽すとも水村山郭の絶風光は雲煙過眼よりも脆《もろ》く写真屋の看板に名所古跡を見....