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見聞録
「見聞録〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
見聞録の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「奇遇」より 著者:芥川竜之介
気質、燕山楚水《えんざんそすい》、蘇浙小観《そせつしょうかん》、北清《ほくしん》
見聞録、長江《ちょうこう》十年、観光紀游、征塵録《せいじんろく》、満洲、巴蜀《は....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
けには行かない。ただ自分が感じたままを何でもまっすぐに書く。印象記だか感想録だか
見聞録だか、何だか判らない。 仙台の土にも昔から大勢の人が埋められている。その....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
江戸まで行ったという従軍医が覚え書きの写しを手に入れた。名古屋の医者の手になった
見聞録ともいうべきものだ。 とりあえず、彼はその覚え書きにざっと目を通し、筆者....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、僧伽婆《そうがば》尸沙罪《ししゃざい》たりという。その風を伝えたものか、『西域
見聞録』五にズルガル部落を記して、〈最も喇嘛《ラマ》を重んず云々、遥かにこれを見....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
た。これを見ると、デビーの友人の事から、旅行中の研究もわかり、これに処々の風景や
見聞録を混じているので、非常に面白い。 ファラデーはロンドンに育ったから、市外....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
ど》とに邸宅を有せしほどなれば、当時の地位は国芳の上にありしや明かなり。(『安政
見聞録』中亀井戸辺震災の状を描ける図に歌川豊国が倉付の立派なる邸宅を見せたるもの....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
だ僻地だから真似得られなかったとも見られるが、これと大よそ同じ頃の奥民図彙という
見聞録の、弘前城下のネブタ祭記事にも「万燈は四角、上に風流を付く、青森にて見たる....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
算所足田主馬太夫と宛名してあるという(「山荘太夫考」)。沼田頼輔君から教えられた
見聞録所収。須富田村足田七五三太夫所蔵文書には、「山崎の算所」というのもあり、算....