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見難い
「見難い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
見難いの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
トに
祈りを捧げています
この少年の眼が特にすぐれていて、夜の空で、肉眼では
見難い星の数を苦もなく数えることは、以前に述べたことがある。
その眼で――今、....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
ルは(前のと同じ長さのコイルで、同種な木の片に巻いた)電池の極につなぐ。しかし、
見難いほど少しである。 「三十八節。平たいコイルの代りに、電流計に磁石がいる。 ....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
作であるは動かすべからざる定説である。京伝・馬琴と便宜上並称するものの実は一列に
見難いものである。沙翁は文人として英国のみならず世界の最大の名で、その作は上下を....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
永い時は半年も一年も、寺院に逗留していたことはままあろう。当時の民間では、容易に
見難い名画とか美術品に親しむ機会は、貴顕の門を除いては、寺院のほかになかった。 ....