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「覚心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

覚心の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
は僕が大分《だいぶ》考えた事だ。僕の解釈によると当世人の探偵的傾向は全く個人の自覚心の強過ぎるのが原因になっている。僕の自覚心と名づけるのは独仙君の方で云う、見....
鼻の表現」より 著者:夢野久作
った一人で、俺は人間以上のものだと威張り腐って生きているようになりました。 自覚心があり過ぎて、却って無自覚と同じ事になってしまいました。ちっとでも他の生物よ....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
覚を意味して来る理由も亦おのずから理解出来るだろう。感官は元来感覚――哲学では知覚心理学からの訂正にも拘らずこの言葉に意味を認めていいのだが――を受けとる器官だ....
法然行伝」より 著者:中里介山
います。第六の他縁大乗心《たえんだいじょうしん》は法相宗の意でございます。第七の覚心不生心《かくしんふしょうしん》は三論宗でございます。第八の一道無為心《いちど....