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覚範
「覚範〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
覚範の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
信のごときは彼が専売であるにもかかわらず、吉野山雪中の立廻りなどは、猿之助の横川
覚範にかえって薙ぎ立てられる形で、大鎧をきて重い兜をかぶって奮闘する彼の太刀先や....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
むかし、文治の頃。 源ノ義経が吉野へのがれて来たときにも、妙覚院の主僧、横川ノ
覚範が、鎌倉の恩賞に欲心をおこして、義経を追いおとしたことがある。 それと似た....